
コードを見せるの、ちょっと怖い。でも――
自分の書いたコードを誰かに読んでもらうと、自分にはなかった視点が見えてくる。
こんにちは、YAMAです。
今日は「コードを読んでもらうことの大切さ」についてちょっと語ってみようと思います。
自分で書いたコードって、案外見えてないことが多い。
一行一行、自分なりに一生懸命に描いたコード。
間違ってないはずなのに、バグる。
動いてるのに、どこか不安。
そんな時誰かに見てもらうとーー
「ここのロジック、こっちのほうが読みやすくない?」
「ここ、変数名がわかりやすいかも。」
「そもそもここの処理、ほんとにいる?」
思いもよらなかった視点がポンポン飛んできます。
コードレビューは会話である。
「コードレビュー」という行為は、実は会話です。
「コードをレビューしてもらってんだから会話だろ!」という突っ込みがありそうですが、そこを言いたい訳じゃないんです。
コードという言語で、自分の考え方や思想を相手に伝えようとすること。
そこに対してフィードバックが帰ってくるというのは、まさに会話です。
一人で悶々と考えていたロジックが、
人と話したことで一瞬で整理されることって、ありますよね。
自分にはない「当たり前」に気づける
例えば、自分がずっとfor文でゴリゴリに書いてた処理。
ある人は「Stream使えば1行でいけますよ」と教えてくれる。
あるいは、例外処理を気にせず書いていたら、
「このケース、null来たら落ちませんか?」と言われる。
気づきって、ひとりだと限界がある。
だからこそ、他人の目線ってありがたいんですよね。
書いたら、見せよう。そして成長しよう
「このコード、恥ずかしいから見せたくない…」
最初はそう思うかもしれません。僕もそうでした。
でも、恥ずかしいのは最初だけ。
見てもらう → 直す → 上手くなる のループが回り始めると、
どんどんコードが洗練されていくのを感じます。
「いいね!」が、コードを書く力になる
もう一つ、コードを人に読んでもらう大きなメリット。
それは――
「そのコード良く書けてますね。」
「このロジック、きれいですね。」
そんな一言がとても嬉しい。
自分では当たり前だと思っていた工夫が、
他人には「お、これは良い実装だ」と見えることもある。
そうやってフィードバックを受け取ると、
「もっと読みやすいコードを書こう」
「次はあの人を驚かせたい」
って、不思議と前向きになるんです。
最後に
コードを書くっていうことは、自分の中のロジックを形にすること。
でも、鏡無しで自分の髪の毛を切ろうとするようなものだと思ってください。
ちゃんと整ってるか、客観的に見てもらって初めてわかる。
だから、
「書いたから、見せる」
「指摘されたら、学ぶ」
このサイクル、大事にしていきたいですね。
以上YAMAでした。