天使と一緒に行く旅路
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今週の余談:雨が降ればクラウドが輝く。

雨が降ればクラウドが輝く 〜梅雨時ITの連鎖反応〜
梅雨になればクラウド屋が儲かる。
こんにちは、YAMAです。
第二回の今週の余談です。
今回は風が吹けば桶屋が儲かる的な話です。
梅雨になると、雨が降ります。
雨が降ると、湿気が増えます。
湿気が増えると、なぜかWi-Fiが調子悪くなります。
「おかしいな、いつもは繋がるのに…」と首をかしげながら、ルーターの再起動を繰り返す。
パソコンの動きも、なんだか重たい。キーボードも微妙に反応しづらい。
そう、湿度という目に見えない敵が、じわじわと家電とITの足を引っ張り始めるのです。
湿気が増えれば、不安も増える
湿度が高くなると、精密機器の中では静電気が発生しやすくなったり、接触不良を起こしたりします。
そういえば去年、ノートPCの「P」キーだけが反応しなくなったことがありました。
パスワードが打てず、ログイン画面で立ち尽くす僕。あの日の記憶は、いまだに湿っぽい。
不安が増えると、人はクラウドに逃げる
「このファイル、本当にローカルにだけ置いてて大丈夫かな…?」
そんな不安がよぎった瞬間、手が勝手にGoogle Driveを開いている。
Notionにメモを写し、Dropboxに資料をコピーし、iCloudに写真を放り込む。
そう、人はクラウドに安心を求めて指を動かす。
そして、クラウドが輝く
つまり、
- 雨が降れば、湿度が上がり
- 湿度が上がれば、機器に不安が募り
- 不安が募れば、人はクラウドに頼り
- クラウドに頼れば、クラウドが輝く
—— 雨が降ればクラウドが儲かる。
ITにおける「桶屋現象」
もちろん、クラウドはいつでもそこにいて、便利で、頼れる存在です。
でも、「当たり前」のありがたさって、少しトラブルが起きたときにしか気づけない。
だからこそ、梅雨はクラウドの季節。
じめじめとした空気の中に、静かに光る「安心」というインフラ。
データも、気持ちも。
ちょっとだけ空の上に預けておける。
そんな時代に生きているんだなぁと、しみじみ思う今日この頃です。
以上YAMAでした。