WANとLANの違い
こんにちは、YAMAです。
今回はWANとLANの違いについて説明していきたいと思います。
最近私の行っている専門学校ではネットワークの授業があり、そこではSisco Packet Tracerというネットワークシミュレーターを使って授業を受けています。
基本的にソフトウェアの開発などを行っていて、ネットワークエンジニアリングとは無縁の世界だと思っていましたが、ネットワークの基礎を学ぶことはソフトウェア開発においても非常に重要だと感じました。
例えばソフトウェアのバグだと思っていた問題が実はネットワークの問題だったということもあるかもしれません。
なので、ネットワークの基礎を学ぶことはソフトウェア開発者にとっても非常に有益だと思います。
今回はあまり関係ないかもしれませんが、WANとLANで自分の中で面白いなと思った部分であるWANとLANについて説明していきたいと思います。
WANとLANの違い
基本的には、WANとLANはネットワークの規模や範囲によって区別されます。しかしこれは諸説があり、明確な定義があるわけではありません。(たぶん)
- LAN(Local Area Network)は、家庭やオフィスなどの限られた範囲内で構築されるネットワークを基本的に指します。
- WAN(Wide Area Network)は、地理的に広範囲にわたるネットワークを指します。WANは複数のLANを接続するために使用され、インターネットもWANの一例です。
WANとLANの違いについての疑問点
この違いを聞いたときにふと私はある矛盾点というか、疑問点が浮かびました。
結論から言うと、WANというのはLANではないかということです。
何を言っているんだと皆さん思うかもしれませんが、WANは複数のLANを接続するために使用されると説明されているからです。
つまり、WANは複数のLANを接続するためのネットワークであるため、WANはLANの一部であるとも言えるのではないかと思いました。
このような疑問点が浮かんだのは、ネットワークの定義が曖昧であるためだと思います。
ネットワークの定義は様々な観点からされているため、WANとLANの違いも明確に定義されているわけではありません。
しかし、一般的にはWANはLANよりも広範囲にわたるネットワークを指すとされているため、WANとLANは異なる概念であると考えられています。
別の視点から考えるWANとLANの違い
この疑問を掘り下げてみると、「スケールの違い」以外にも重要な切り口があることに気づきました。それは管理主体と接続方式の違いです。
- LANは、家庭や企業などが自分たちで構築・管理するネットワークです。ルーターやスイッチも自分たちで用意し、自由に設定できます。
- WANは、NTTやソフトバンクといった通信事業者が提供するインフラを経由して構築されるネットワークです。つまり、自分たちでは直接管理できない「外部のネットワーク」をまたいで通信するイメージです。
この観点で整理すると、「WANはLANの集合体」というよりも、**「LANとLANをつなぐための別の層」**と捉えるほうが自然に感じられます。
実際にCisco Packet Tracerでネットワークのトポロジーを組んでいると、複数の拠点(LAN)をつなぐためにWANリンクを設定する場面があります。そのときに「LANは内側、WANは外側とのつなぎ目」というイメージが自然と体に馴染んできました。
いわゆる、拠点間接続がWANで、拠点内の通信がLANという感じですね。
まとめ
今回の気づきを一言でまとめると、**ネットワークの用語は「定義が曖昧」なのではなく、「使われる文脈や目的によって意味が変わる」**ということです。
スケールで語れば「広いのがWAN、狭いのがLAN」。管理主体で語れば「自分たちで管理するのがLAN、外部インフラを使うのがWAN」。どちらも間違いではなく、説明の目的に応じて使い分けられているわけです。
ソフトウェア開発においても、「このAPIリクエストがLAN内で完結しているのか、WANを越えているのか」を意識するだけで、レイテンシやセキュリティ設計の視点が変わってきます。ネットワークの知識は思ったよりずっとソフトウェア開発に直結していると感じました。
今後もネットワークの授業で気になったことがあればブログに書いていこうと思います。
以上YAMAでした。